蟹・海老(かに・えび)
毛蟹
銀邑の毛蟹はオホーツク産です。
カニかごと呼ばれる網で出来たかご状の仕掛けの中に餌を入れ、海の中に沈めて餌で蟹を誘い込んで引き上げられます。
船上で水揚げされた蟹はすぐに選別され、通年禁漁のメスと8センチ未満のオスは海に返します。
効率は悪いのですが、資源保護のため、このような漁が行われています。
こうして守られている蟹をご用意いたしました。
道東漁期 7月～10月まで。
美味しく召し上がる方法
ボイルしてありますので、解凍後すぐに召し上がれますが、もし温めて召し上がりたい時は、簡単な方法を紹介いたします。
蒸し器に水を張り、カニの甲羅を下にして蓋をし、火をつけます。
蒸気が上がってきたら3分くらいで蒸しあがります。身がやわらかく、美味しく召し上がれます。
蒸し器が無いお宅は鍋底に高さ2cm位の小皿を裏返しで置き、水を張ってお皿を置けば即席蒸し器の出来上りです。
※注意
召し上がる前に甲羅を上にして解凍したり・温めると、カニ味噌が流れますので、必ずお腹を上(甲羅を下)にして、下さい。
ボイルしてありますので、2度茹では厳禁です。
鱈場蟹(たらばがに)
鱈場蟹は、鱈の漁場でよく網に掛かった事から鱈場蟹の名前が付いたと言われています。
英語ではキングクラブ(KingCrab)とも言われ、味はキングクラブの名に恥じない美味しさで、 大きくても甘みの多い濃厚な味が特徴です。
オホーツクの獲れたて本鱈場蟹をご賞味下さい。
漁期 主に2～4月、9～10月等。
タラバガニのオスの大きいサイズは、活きている時に、お腹の中(みそも含めて)を抜いてから、ボイルいたします。
理由は、毛蟹やズワイガニは蟹味噌がかたまりますが、タラバガニは上手く蟹味噌が固まらない性質のため、姿全体に蟹味噌が流れてしまい鮮度が落ちやすくなるためです。
茹でたての時は気になりませんが、2日目ぐらいからは蟹味噌独特の生臭い匂いがすることもあり、身の味も蟹自体がもつ甘味が消え、苦味を感じるようになるからです。
蟹味噌を召し上がりたい方は、毛蟹、ずわい蟹をお勧めいたします。
召し上がり方
商品が届きましたら、自然解凍後、そのまま召し上がり下さい。
新聞紙などで蟹を包み、日陰において1時間～半日ほどで解凍できます。
※注意
ボイルしてありますので、再度、茹でると味が落ちるのでご注意ください。
また、電子レンジで解凍すると、身がゴム状になり堅くなりますので、お止め下さい。
上手な解凍方法
自然解凍が最良の方法ですのでお勧めは出来ませんが、急いで解凍したい場合は、次の方法を参考にしてください。
- 冷凍蟹をしばらく室内に出しておき、塩ひとつまみ入れた80度のお湯(茹で禁止)に、2～3分浸す。
- 甲羅を下にして、蒸し器で約5～10分間中火で蒸す。
クリガニ
野付や尾岱沼(おだいとう)で獲れるクリガニは一見「毛蟹」の様ですが、かなり小ぶりで成蟹の雄でも甲羅幅が10cm程度です。
青森地方では桜の季節に沢山獲れる為「サクラガニ」「花見ガニ」等とも呼ばれてこの時期は大人気です!
実は毛蟹はクリガニの仲間なんです。別名「オオクリガニ」とも呼ばれます。
と、言う事でクリガニの味は毛蟹そっくり!目隠ししたら判らない程です!
味噌をタップリ味わいたいならクリガニをたくさん食べるに限りますよ!
漁期 5月初旬～6月末。
花咲蟹(はなさきがに)
北海道オホーツク海沿岸の納沙布岬から襟裳岬付近の太平洋側と、根室半島のオホーツク海側に分布しています。
根室の花咲港で水揚げされるものが多いため花咲蟹と呼ばれ、近隣種にはタラバガニ、アブラガニがいますが、実は蟹ではなくヤドカリ種だそうです。
味は濃厚で、人によっては「蟹と海老の味を足して2で割った味」とか「蟹の中で1番旨味が有る」とも言われています。
独特の甘みと旨みで「花咲蟹が一番好き」という方もいらっしゃいます!
漁期 5月～9月
注)同梱包について
通常便と冷凍冷蔵便は同梱包できません。詳しくは「ご利用ガイド」をお読みください。
北海シマ海老
野付湾産のシマ海老は6月～7月と10月～11月にかけて打瀬船で行われます。明治18年頃から始まった北海シマ海老を獲る為の船です。
船の下で揺れる緑色のアマモはエビの住処なので、傷めないように打瀬船が使われました。
水揚げしてすぐに茹でられ急速冷凍された北海シマ海老は自然解凍後、殻を剥いてそのまま食べられます。
海老ならではの旨味と独特の甘さは一度食べ始めると止まらなくなります。頭の部分を吸って見て下さい、味噌も大変美味しくコクがありたまりませんよ!!夏はかたわらにビールをお忘れなく。これほどのベストマッチはなかなかありませんよ!
北海シマ海老 解凍方法
室温や冷蔵庫の中で自然解凍してそのまま頂いてください。
お急ぎの場合は、ビニール袋等に入れて水が入らないようにして、ボールに入れ、流水で解凍してください。
注)貯め水は厳禁です。必ず流水で解凍して下さい。
ボタン海老/甘海老 解凍方法
ビニール袋等に入れて水が入らないようにして、ボウルに容れ、流水で解凍してください。
注)貯め水は厳禁です。必ず流水で解凍して下さい。
自然解凍の場合は解凍しすぎて、身が「くたくた」にならない様に注意して下さい。
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